キュブラー スイスアブサン 【ヌシャテル】

“Genuine Absinthe from the home of the Green Fairy”



メーカー:ブラックミント社(Blackmint SA)
原産国:スイス (ヴァル・ド・トラヴェール)
商品カテゴリー:アブサン
容量:500ml
アルコール度数:53%
ツヨン: 9.0 ppm
主な原料:ニガヨモギ、アニス、フェンネル

製造工程

主原料のニガヨモギはジュラ山脈の自社畑で有機栽培され、これに同地域の契約農家から調達した アニス、フェンネルなど6~8種類の薬草をブレンドした後、約50%のグレーン・アルコールが入った蒸留器に入れ、約50度まで加熱する。
蒸留後24時間は蒸留釜の中に静置し、エキス分を抽出。
原料ハーブを残したまま再蒸留すると、約80度のアルコールが冷却採取される。
これに完全処理された地下水で所定アルコール度数に調整後、フィルター器を通し、ボトリング・ラインへ。
蒸留所はISO認定されており、全行程で合成色素、添加物等は厳しく排除された100% Pure Herbal Swiss Absinthe。

歴史

スイス北西部、フランスとの国境に広がるジュラ山脈に位置し、ヌシャテル湖、ビール湖を臨む風光明媚な山岳地、ヴァル・ド・トラヴェール(トラヴェール渓谷)という小さな渓谷で、1769年、「薬用」として最初のアブサンが誕生しました。
後にアンリ・ルイス・ペルノ氏が、 クーヴェ村に蒸留所を構えたこの地が「アブサン誕生の地」です。

キュブラー社は、この「アブサン誕生の地」で、1863年より、4代続く「アブサンのスペシャリスト」です。
1863年創業のブラックミント社を買取り、創業以来の伝統的なアブサン製法を今日まで忠実に継承しています。

アブサンは、かつてオスカー・ワイルドが、爽やかな香味と透き通る緑色から【緑の妖精 The Green Fairy/La Fee Verte】と呼んだように、当時の多くの芸術家達を虜にしました。
その後、原料であるニガヨモギのツヨンに関する風評により、アブサン発祥の地スイスは、1910年10月7日、住民投票で製造・販売を全面禁止としました。
しかし、2005年3月1日、それが誤審であった事を全面的に認め、アブサンの公式解禁を全世界に向けて発表し、大きな反響を呼びました。
このリーダーシップを執ったのがキュブラー社で、2005年の解禁後 スイス国内で正式販売された第1号アブサンとなりました。

加水すると淡いミルク色になることから、現地の愛好家達からは、親しみを込めて ジュラ・ミルク (Jura Milk)と 呼ばれています。

『本物』へのこだわり

キュブラー社では、有機栽培されたオーガニックの天然ハーブのみを使用しています。
主原料のニガヨモギは、北部ジュラ山脈の自社畑でオーガニック栽培しています。
副原料のコリアンダー、フェンネル、アニス、ペパーミント等は、同地域の契約農家がオーガニック栽培で育てたものです。
さらにISO認定蒸留所の全行程では、着色料、糖分等合成添加物は一切使いません。
【100% ピュア・オーガニック・アブサン】というのが、「薬用」として誕生したアブサン発祥地の伝統を守り、一族の秘伝オリジナル・レシピを伝承しているキュブラー社の企業理念であり、誇るべきこだわりなのです。

キュブラー社は2005年3月1日の解禁発表をうけ、人体に有害と思われる薬草類、添加物、合成着色料等が使われている「アブサン」という名のついた疑わしき市販品に警鐘を鳴らしています。
その上で、天然素材だけによる純正アブサンの啓蒙を図る為、AOC(原産地統制名称法)を申請をしています。

尚、日本のツヨン数値は、2000年よりEC規定と同じ10PPM以下に規制されています。

小社とキュブラーアブサンとの出会い

小社は、2000年12月、約2年越しで、日本に始めてアブサンを正式輸入しました。
2000年の初輸入から現在迄、飲んできたアブサンの種類は数えきれません。
しかし、この「ヌシャテル」を最初に飲んだ時には思わず「身震い」がしました。
これまでに飲んだ、どのアブサンとも違う、強い自然の味わいに衝撃を受け、「アブサンは薬用として誕生した」と言う起源を実感した瞬間でした。
ヌシャテルは、優雅で上品なハーブの香味が持ち味です。
スイスアルプスの大自然の中で、オーガニック栽培されたハーブ類は、香り高く、味わいは溌剌としており、主張の強さと、同時に優しさがあります。
一切の雑味を排除し、あるのは大自然が熟み出した天然の香味と、豊潤な味わいのみです。
驚くほど強い味わいなのに、とてもまろやかで、優しい喉越しと優雅な余韻はどのアブサンとも一線を画しています。

数えきれないほどの多種多様なアブサンを飲んできましたが、このヌシャテルは正に「KING」であり、現在市販されているアブサンの中で、最も完成度の高い真正アブサンだと自負しています。
小社は、キュブラー社の日本正規代理店として、同社との合意に基づき、特別に「日本仕様」として、厳しい日本の厚労省基準である「ツヨン数値10PPM以下」を限定蒸留しました。
そして、2005年のスイス本国でのアブサン解禁に合わせ、スイス・アブサン第一号として、日本へ輸入しました。

旨い味わいを更に究めるこだわり

ヌシャテルを輸入するにあたり、こだわったのは、500mlという容量でした。
アブサンの味わいは薬草の香味がつくる自然のものです。
厳選された天然素材を、常にトップ・レベルの鮮度で味わうには、空気接触を出来るだけ避ける事が望ましく、なるべく空気接触の小さいボトルが望ましいのです。
「スイスアルプスの大自然が育んだハーブのフレッシュな味わいを最良の状態で楽しんで頂きたい。」
500mlサイズにこだわった秘密がここにあります。

アメリカ政府に初めて公式に認められたアブサン

アメリカが約100年にわたり、ヨーロッパ諸国と同様にアブサンの製造・販売を法律で禁止していた事は有名ですが、キュブラー社の、無添加、無着色、天然有機素材、ツヨン数値10ppm以下と言う比類なき高品質管理が認められ、2007年10月16日、アメリカ市場で、記念すべき第一号アブサンとして、正式に認可されました。
アメリカでは、キュブラー社のアブサンを“Genuine Absinthe”と呼んでおり、比類なき真正アブサンとして高い評価を得ています。

受賞歴

【DistiSuisse】スイス最大の蒸留酒コンクール

2019年:金賞

【ブリュッセル国際コンクール スピリッツ セレクション】


2019年:金賞

お薦めの飲み方

ヌシャテルを、ロックグラスに50ml入れます。
まず20mlをストレートで香味を確かめます。
次に、残りの30mlを氷で冷やし、水っぽくならない内に飲んでください。
ビルド・カクテルとしては、フルーツ系飲料、特にグレープフルーツ、オレンジ、レモン等のフレッシュ・ジュースが相性が良いです。
この場合、ヌシャテルは、使用タンブラーの1/3が基準量です。
一番のお薦めは、冷えたビールに、ヌシャテルを3、4滴加えると、お洒落なアブサンビアの出来上がりですが、角砂糖は使用しない事をおすすめします。